2021/07/31 学部・学科

コクサイ心理発行について

今年第1号となる「コクサイ心理」が発行されました。

今年度の記事では、国際大の臨床心理の先生方にインタビューし、それぞれの受け持っている授業の内容などから、心理学の魅力や面白さなどを、皆さんにお届けしていきたいと思っております!

今回は岡田先生と橋本先生にインタビューしました。心理学の魅力が詰まった記事となりましたので、ぜひ、ご覧ください!

岡田顕宏先生へのインタビュー

Q1 なぜ臨床心理の教授になろうと思ったのですか?

A1 子どもの頃は、漠然と「科学者」になりたいと考えていました。物でも人でも動物でも、その仕組みを知りたい、という気持ちが強いのだと思います。調べたり、試したりして、理解が深まるというのが科学の面白いところだと思います。心理学というのは、人の心という、身近で、かつ、様々な要因が複雑に絡み合ってはたらいているものなので、取り組み甲斐のある学問だと思います。

Q2 心理学の面白さ・魅力はなんだと思いますか?

A2 錯視現象をはじめ、アタリマエと思っていることが、実験や調査をおこなうことによって、必ずしもアタリマエではない、ということが分かる、というのが心理学の面白いところの一つだと思います。そして、ただ不思議で面白い、というだけでなく、どういう仕組みでそうなっているのか、どうして、そのような仕組みになっているのかを考えたり、検証していくというのが、心理学研究の面白さだと思います。

Q3 「心理学概論」の授業について紹介してください。

A3「心理学概論」は、心理学科1年生の必修科目で、心理学の概要について説明する科目です。心理学には様々な分野がありますが、そうした専門科目を学んでいく前に、心理学の基本的な知識や考え方を身につけることを目標としています。基礎知識を身につけるという目標があるため、教養科目と比べると課題が多く感じられるかもしれませんが、授業ではなるべく、図や具体例を入れて、分かりやすい説明をするように心がけています。

橋本久美先生へのインタビュー

Q1 なぜ臨床心理の教授になろうと思ったのですか?

A1 病院のカウンセラーやスクールカウンセラーという仕事が世の中に知られ始めた頃に、私は心理学に興味を持ち、大学で学び始めました。人の心について知ることが、本当に自分も他人も助けることにつながることがよくわかりました。大学院では、性格傾向とストレスについて研究しました。今は大学で教える傍らカウンセリングもしています。研究では、心と体の関係にアプローチをしながら心理的ストレスの発生メカニズムの解明とそのコントロール方法の開発を目標にしています。

Q2 心理学の面白さ・魅力はなんだと思いますか?

A2 最近、私は研究で脳波を扱っています。脳波は人の性格のように、それぞれ個性があります。また、脳は刺激を受けるとすぐに反応します。例えば、ある言葉や音を聴くと、α(アルファ)波といってリラックスした時に出る波形が出現することがあります。逆に遊んでいても、スリルを感じる瞬間は不安や緊張を表すβ(ベータ)波が出てくることもあります。人にとって、どのような刺激が楽しいのか、または不快なのかを探すのは面白いと感じています。

Q3 「公認心理師の職責」について紹介してください。

A3 公認心理師はどのような仕事をするのか、どのような責任があるのか、倫理はどうなのかを学びます。人を援助する職業人として大切なことをまず学びます。例えば、公認心理師として信用を傷つけるようなことをしてはいけないとか、業務で得た秘密を守ること、職場では他の職種の人と連携を取る、等ということですね。また、公認心理師が活躍する仕事の範囲はとても広いのですが、5分野に分けて各職域の特徴や果たすべき役割について学びます。

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