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卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
学位:短期大学士(総合生活)
総合生活キャリア学科は、所定の期間在学し、所定の単位数を修得し、卒業まで下記に示す姿勢や能力を身に付けた学生に卒業を認定し、学位規則に従い短期大学士の学位を授与する。
- 【専門知識・技能を活用する力】(知識・技能・判断力)
(DP1)自立した職業人に必要な教養と実務能力を有し、社会で活用することができる。 - 【コミュニケーション能力】(思考力・表現力・主体性・多様性・協働性)
(DP2)多様な場で、相手を理解し、自らの考えを伝えることができる。 - 【課題を発見し、解決する力】(技能・思考力・判断力・表現力・主体性)
(DP3)変化する社会に対応し、課題の発見や解決に取り組むことができる。 - 【多様性の理解と協働する力】(知識・主体性・多様性・協働性・関心)
(DP4)広い視野や他者への理解により、多様な人々と協働することができる。 - 【能動的に学び続ける力】(思考力・主体性・意欲)
(DP5)社会の情勢・状況に応じて、自己実現のために学び続けることができる。 - 【社会に貢献する姿勢】(主体性・多様性・協働性・意欲・関心)
(DP6)自立した社会人としての自覚を持ち、地域社会に貢献する意欲を有する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
総合生活キャリア学科は、自立した職業人を養成するため、現代生活を主体的に創造する知識と技術を身に付けるとともに、自ら課題を見つけ解決する、多様な場で活躍できる実務能力を持った人材を育成しており、学生が卒業までにこの目的を達成するための教育課程を下記に示す教育課程編成・実施の方針に基づき設定する。
- 高大接続の観点から、短大教育への円滑な移行を促すため、初年次教育の充実を図る。
- 建学の礎(自由・自立・自省の精神)による人間形成を重んじ、学科の教育目的に応じて自主、自律、協同の精神修得のための科目を設定する。
- 質保証の基礎固めのため学科スタンダードを設定し、1年次の早期に、必修教養科目で基礎知識や技能を身につける。
- 学科教育の2本柱を明確化するため4セメスターにわたり、生活・キャリア科目を配置し、教養教育の中心軸とする。
- 体験を通して学習させるアクティブラーニング(フィールドワーク、インターンシップ、教室内PBL、課題解決演習等)を通して、生活とキャリアについて学習する。記憶して覚える学習ではなく、体験と経験を通して気づき、定着する深い学びを設定する。
- 教養科目群に3つのコースユニットを設定し、コースの学びの方向性を意識する。コースの特色を明確にし、多様な学びの中に一つ芯を通す。
- 成績評価の公正さと透明性を確保するため、シラバスに記載する成績評価基準・方法等および学則、規程等に定める所定単位修得により学修成果を評価し、その客観性を担保するため、複層的な積み上げによる多面的・総合的な成績評価を実施する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
総合生活キャリア学科は、自立した職業人を養成するため、現代生活を主体的に創造する知識と技術を身に付けるとともに、自ら課題を見つけ解決する、多様な場で活躍できる実務能力を持った人材を育成するために、以下の意欲、資質、能力を持った学生を受け入れる。
【求める学生像】
- (AP1)本学科での学修に必要な学力を有している人。【知識・技能】
- (AP2)自らの考えを持ち、他者と協働して学ぶ意欲を持つ人。【主体性・多様性・協働性】
- (AP3)広く社会の諸課題について問題意識を持ち、それを説明・表現できる人。【思考力・判断力・表現力】
- (AP4)自立した職業人を目指し、専門知識と技能を身に付ける意欲を持つ人。【意欲・関心】
- (AP5)目的の達成に向けて努力することができる人。【態度】
2年間の学び
自立して生きていくための確かな力を、2年間で身につける「総合生活コース」「オフィスキャリアコース」「英語キャリアコース」の3コースを用意。国内外のフィールドワークなどの実体験で、視野を広げ、希望の将来を選択するうえで役立てられる教育環境を強化。職業人として、生活者としての実務能力の向上を図ります。
さまざまなフィールドで
活躍できる
「生活力」「職業力」を育成
初年次教育の充実
早期にベースを作り目標を定める大学の学びは高校までとはかなり異なるので、戸惑うこともたくさんあるでしょう。また、2年という時間を効率よく使って、少しでも多くの知識やスキルを身につけるためには、計画性も必要です。入学直後の1年春学期に基礎を作り、将来について深く考えるための授業を多く配置しています。理想の生活、理想の未来を手に入れるための準備を、早期から始めることができます。科目群の中で、赤字で示されている科目は、上記の目的のために1年春学期に開講されるものです。
学科スタンダード
社会で必要な基礎能力を全員に2年という短い時間の中で、必要な力を確実に身につけるための科目を、学科の学生全員に履修を求める科目として、学科スタンダードと呼んでいます。短大での学びに役立つだけでなく、卒業後にどのような進路を選んだとしても役立つ、社会で活躍するための基礎的な知識・スキルを、2年間を通して身につけてもらえるよう、カリキュラムに配置しています。同時に科目を全て履修することで、短大生としての質を保障することも目的としています。

3つのコースユニット・
12の専門ユニット


短期間で効率よく学ぶ
ユニット制の導入
目標とする将来の方向、科目のつながりを意識しながら、学びを積み上げていけるように、体系化された仕組みがユニット制です。分野や進路、内容的なつながりを持つ科目を、あらかじめまとめた科目群をユニットと呼んでいます。主専攻としてもっとも力を入れたい学びの方向性を決める「コースユニット」、副専攻として働きたいフィールドで求められる人材を目指すために基礎的なことを学ぶのが「専門ユニット」です。


組み合わせで広がる
将来の可能性
専門ユニットは組み合わせることで、他の学生とは異なる、自分自身の希望に合わせた幅広い学びが実現できます。自身の「強み」を作るため、また将来に向けた視野や進路の選択肢の幅を広げるため、自分自身で考えて、複数のユニットを組み合わせて選びましょう。もちろん、興味のある科目は、ユニット単位ではなく、単科目でも取ることができますし、教員からのアドバイスを得ることもできます。
コースユニットの選択
- 自分に合った学び方
- 目指す未来を意識して自分ピッタリの学び方を。
総合生活コース

豊かな知識・確かな技術で
快適な生活を創造する。
より良い生活を創造するための知識と能力を身につけ、それらを関連分野の仕事に応用することを目指します。心身の健康を守るため、食品を中心に、住まい、衣服に関する総合的な基礎知識と応用力を身につけます。自身の暮らしの質を高めるだけでなく、消費者を理解し、さまざまな産業で働くことを通して、多様な世代が共同して生きるこれからの社会のために、活躍できる人材を目指すコースです。
- こんな力を
つけていきます -
- 健康でより良い生活を考える力
- 賢い消費者に必要な知識
- 生活関連産業への関心
オフィスキャリア
コース

ビジネスを学び、実践する力に。
職場で「即戦力」となるため、ビジネスマナーや対人関係など、ビジネスシーンで活用できる実践力を身につけます。特に、人と情報のコミュニケーターとしての実務能力、コミュニケーション能力を磨きます。また、企業や社会の実態を学び、実際のビジネス活動を模した演習を行うことで、社会人として必要な思考力を伸ばし、あらゆる現場で活躍できる人材を目指します。
- こんな力を
つけていきます -
- 職場でのコミュニケーション
- ビジネス感覚
- 職場理解と実務能力
英語キャリアコース

英語力を活かし、幅広い活躍の場へ。
ますます国際化する社会にあって、英語の実用的な能力を伸ばし、異文化への理解を深め、外国語でもコミュニケーションが取れる人材を目指します。「聞く・話す」英語力を養成するとともに、オフィス、販売接客などの現場で役立つ知識・スキルを学ぶことができます。学修成果の証明として検定取得も、積極的に応援しています。
- こんな力を
つけていきます -
- コミュニケーション力
- 異文化への関心
- 働く現場で使う英語

Iさん
総合生活キャリア学科
オフィスキャリアコース2年(駒澤大学附属苫小牧高校出身)
検定試験を受験するときも
希望に合わせたアドバイスをもらえます
本学へ入学を志望したのは、図書館司書資格を取得できるから。本学科では社会に出てから役立ちそうな、さまざまな検定・資格試験の準備ができることも魅力で、実際に私は「漢検」「サービス接遇検定」「秘書検定」「色彩検定」「日商販売士検定」などにチャレンジ。授業や先生方のサポートもあり、合格を手にすることができました。知らなかった検定試験も、授業を受けることで関心を持ち、受験したものもあります。先生方は私の希望や学びに合わせてアドバイスをくれるので、しっかり準備をすることができたのも良かったです。

Hさん
総合生活キャリア学科
オフィスキャリアコース2年(札幌東陵高校出身)
多くの「迷い」を、将来の「知識」に
短大進学時は医療事務職を志望していましたが、金融業にも関心を持っており、入学後は両方の進路を見据えて授業を選択。病院でのインターンシップに参加し、就職活動もドラッグストアや医療事務の採用試験を受け、内定をいただきました。が、金融系の採用も来ていたので、親と相談してこちらにもチャレンジ。異なる業界の就職・面接試験で心配もありましたが授業での経験を思い出し、結果、内定をいただくことができました。迷ったこともありましたが、将来のことを考えて、複数業界の知識を得られたことは、決して無駄にならないと考えています。
カリキュラム2022年度生用(予定)
教養科目
社会常識
- 生活
-
- 現代生活論
- 生活文化
- 食生活論
- 衣生活論
- 住生活論
- 消費生活論
- PBL
-
- インターンシップⅠ
- インターンシップⅡ
- 国際フィールドワーク
- 国内フィールドワーク
- 課題解決演習Ⅰ
- 課題解決演習Ⅱ
- 現代社会
-
- 現代生活と経済
- オフィス総論
- ビジネス実務総論
- カレントトピックス
- 北海道論
- 世界の中の日本
- 異文化生活
- 女性と人生
- 哲学
- ボランティア
- 現代生活と福祉
- 社会保障
- キャリア
-
- キャリア形成
- キャリア基礎演習
- キャリア演習
- キャリア特別講義
スキルを身につける
- スタディスキルズ
-
- 学びの技法
- 基本演習
- 日本語基礎表現法
- 日本語応用表現法
- プレゼンテーション基礎
- プレゼンテーション応用
- コンピュータリテラシー
- Basic English
- ビジネス実務
-
- ベーシックスキルズ
- 職場のコミュニケーション
- コンピュータ統計
- オフィス実務Ⅰ
- オフィス実務Ⅱ
- オフィス演習
- ビジネス文書
- ビジネス実務
- コミュニケーション
-
- Basic Conversation
- Conversation
- Office English
- Customer Service English
- English Presentation
- Travel English
- Food & English
- 韓国語(初級)
- 韓国語(中級)
- 食と健康
-
- 調理実習(基本)
- 調理実習(応用)
- 健康とスポーツⅠ
- 健康とスポーツⅡ
専門科目
-
- 業界知識
- マーケティング
- サービスの心理学
- ビジネスマネジメント
- 秘書演習
- 簿記入門
- 簿記演習
- 生活と銀行
- 情報処理
- 情報処理演習
- 情報特別演習
- 食品と栄養
- 北海道のフードビジネス
- レシピ研究と実践
- 英語検定Ⅰ
- 英語検定Ⅱ
- TOEIC
- エアラインサービス演習
- ファッションビジネス
- カラーデザイン
- 色彩演習
- ブライダル実務
- ブライダル演習
- 医療事務
- 医療事務特別演習
- 健康・医学
- 医薬・販売
- メディカル秘書実務
- 調剤コンピュータ演習
- 登録販売者演習
取得目標資格
[単位を修得することによって取得できる資格]
- 実践キャリア実務士
- 図書館司書
- ビジネス実務士
- 上級秘書士
- 上級秘書士(メディカル秘書)
[授業内で取得を目指す資格]
- 日本漢字能力検定(漢検)
- 実用英語技能検定(英検)
- 秘書技能検定
- 医療事務
- 調剤薬局事務
- 登録販売者
- 簿記検定(日商・全経)
- 日本語検定(語検)
- 日商PC検定
- ビジネス文書検定
- 色彩検定
- TOEIC
- サービス接遇実務検定
- ITパスポート
- 日商リテールマーケティング(販売士)検定
- 日本漢字能力検定(漢検)
- 実用英語技能検定(英検)
- 秘書技能検定
- 医療事務
- 調剤薬局事務
- 登録販売者
- 簿記検定(日商・全経)
- 日本語検定(語検)
- 日商PC検定
- ビジネス文書検定
- 色彩検定
- TOEIC
- サービス接遇検定
[科目に関連する資格]
- ファッション販売能力検定
- 食生活アドバイザー
- ビジネス能力検定(ジョブパス)
課題解決演習
知識を実践に活かし、
チームワーク力を高める。
役割を分担し、個々が仕事を進めるグループワークと異なり、「チームワーク」はお互いの特性を理解し、能力を補完し合うことで、“1+1”を2ではなく、3以上にするような働き方です。一人では達成できないような大きな目標に向かって、メンバーそれぞれの強みを活かし、知恵を出し合って取り組む活動、それが「課題解決演習」です。



Uさん
総合生活キャリア学科
オフィスキャリアコース2年(千歳高校出身)
「地方創生プロジェクト」で
企業にアイデアを提案しました
高校時代の地元の魅力発信の経験を活かし、短大では「地方創生プロジェクト」に参加しました。共和町の和菓子店との連携事業や、函館市商工会から依頼を受けて事業者支援を行いました。商品の販売サイトを制作するため、事業者の課題を傾聴し、仲間とアイデアを出し合って共に解決策を考えて提案した結果、企業からは私たちの提案をぜひ受け入れたい、と高評価をいただきました。遠隔でのやり取りが多くありましたが、作業分担や協力態勢をとることで、よい結果を出せたと思います。
注目の授業!
プレゼンテーション基礎・応用

人に何かを伝えるときに必要なプレゼンテーション能力を養います。プレゼンテーションは必ずコンピュータを使うわけではありません。人前で話す「スピーチ」のための話法、ポスターの作成による情報提供を学びます。また、複数人で内容・構成を検討して発表するチームプレゼンや、学外での取材成果を映像にまとめるなど、プレゼンのさまざまな手法を実際に経験しながら、考えていきます。
オフィス実務Ⅰ・Ⅱ

企業で働く、社会で活躍するために必要なビジネスマナーはもちろん、相手との円滑なコミュニケーションを可能にする「振る舞い」について学びます。敬語などの言語表現や、他人に与える印象を左右する非言語表現を講義と演習を繰り返しながら修得します。理解度を深めるためにサービス接遇実務検定の対策も実施。多くの学生が検定合格に向けてチャレンジしています。
Food & English

普段の生活に欠かせない「食」を通じて英語の表現や、海外での食習慣を学びます。「学校では習わないけれど、日常的にはよく使われる…」という感情表現や、日常の行動にスポットを当てることで、海外旅行・観光時の食事で使える英語を学ぶとともに、日本への海外旅行者とのコミュニケーションにも活用できます。実際に調理しながら学ぶ、体験型の講義も取り入れています。
ブライダル実務・演習

1年次のブライダル実務では、結婚式や衣装などの基礎知識を学び、チャペルでの模擬挙式を体験。ブライダル用語はもちろん、参列者としてのマナーもあわせて学びます。2年次のブライダル演習では、オリジナルの模擬披露宴をプロデュース。チームに分かれてコンペ形式でアイデアを競います。挙式・披露宴とも新婦役を学生が担当し、実際に使われている会場での実習を行います。
フィールドワーク

フィールドワークは、短大で学んだことを活かし、学外でのさまざまな体験を通して学ぶ研修型授業です。【そこでしかできないこと】を体験することで、経験を増やし、視野を広げます。本学科では「国内フィールドワーク」「国際フィールドワーク」の2科目を設定しています。国内フィールドワークは道外で、食文化における北海道の優位性や、長い伝統と特徴を持つその土地の文化・歴史を理解することを目的に、奈良・京都、または沖縄での研修を行っています。国際フィールドワークは、多文化・多宗教の生活環境を体験でき、常に進化する国・シンガポールを舞台に、英語力やコミュニケーション能力を駆使して、日本を外からの視点で理解することを目的としています。