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卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
学位:短期大学士(総合生活)
総合生活キャリア学科は自立した職業人を養成するため、現代生活を主体的に創造する知識と技術を身に付けるとともに、自ら課題を見つけ解決する、多様な場で活躍できる実務能力を持った人材を育成することを目的としており、所定の期間在学し、学科の教育理念、教育目標に沿って設定した授業科目を履修して、所定の単位数を修得し、卒業までに下記に示す姿勢や能力を身に付けた学生に卒業を認定し、学位規則に従い短期大学士の学位を授与する。
- 生活創造と就業に必要な基礎的知識、技能およびそれを基にした専門知識、技能を修得した学生
- 広い視野と社会人としての教養を持ち、自らの職業生活・社会生活のあり方を設計できる学生
- 多様な人々と協働するためのコミュニケーション能力および課題を発見し解決する能力を身に付け北海道に貢献できる学生
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
総合生活キャリア学科は、自立した職業人を養成するため、現代生活を主体的に創造する知識と技術を身に付けるとともに、自ら課題を見つけ解決する、多様な場で活躍できる実務能力を持った人材を育成しており、学生が卒業までにこの目的を達成するための教育課程を下記に示す教育課程編成・実施の方針に基づき設定する。
- 高大接続の観点から、短大教育への円滑な移行を促すため、初年次教育の充実を図る。
- 建学の礎(自由・自立・自省の精神)による人間形成を重んじ、学科の教育目的に応じて自主、自律、協同の精神修得のための科目を設定する。
- 質保証の基礎固めのため学科スタンダードを設定し、1年次の早期に、必修教養科目で基礎知識や技能を身につける。
- 学科教育の2本柱を明確化するため4セメスターにわたり、生活・キャリア科目を配置し、教養教育の中心軸とする。
- 体験を通して学習させるアクティブラーニング(フィールドワーク、インターンシップ、教室内PBL、課題解決演習等)を通して、生活とキャリアについて学習する。記憶して覚える学習ではなく、体験と経験を通して気づき、定着する深い学びを設定する。
- 教養科目群に3つのコースユニットを設定し、コースの学びの方向性を意識する。コースの特色を明確にし、多様な学びの中に一つ芯を通す。
- 成績評価の公正さと透明性を確保するため、シラバスに記載する成績評価基準・方法等および学則、規程等に定める所定単位修得により学修成果を評価し、その客観性を担保するため、複層的な積み上げによる多面的・総合的な成績評価を実施する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
総合生活キャリア学科は自立した職業人を養成するため、現代生活を主体的に創造する知識と技術を身に付けるとともに、自ら課題を見つけ解決する、多様な場で活躍できる実務能力を持った人材を育成することを目的としている。
【求める学生像】
本学科は、上記のような人材を育成するため、本学科の目的に賛同し、本学科の教育に関心を持つ、以下のような人を受け入れる。
- 自立した職業人を目指し、職業知識と実務能力を身につける意欲のある人
- 現代生活において、自由で主体的に生きるための豊かな知識と教養を身につける意欲のある人
- 国際化する社会で自己を豊かに表現し地域と積極的にかかわる意欲のある人
- 本学科の体系的・実践的なカリキュラムに基づく実際的な専門教育と職業教育の下、幅広い教養、専門的知識、技能、論理的思考力、コミュニケーション能力、創造力、課題探究力・解決力を身に付け、多様な人々と協働し、自立した専門職業人として生活・文化の向上および地域社会の発展に貢献することのできる人
なお、本学科への入学を希望する人は、高等学校の教育課程等において、次のような姿勢、能力を身に付けていることを求める。
- 学科の教育に適応できる基礎学力
特に資料を読み解き、考えを表現し、他者との円滑なコミュニケーションを図るために、国語の基礎的能力を要する。また、国際化への対応ができる人材を育成することを目的としているため、英語の基礎的能力も要する。 - 働く意欲を持ち、卒業後は就職をしようという姿勢を身に付けている人
- 何かに挑戦し、取り組んだ経験がある人(スポーツ、音楽、生徒会、委員、英検・情報・商業等の資格取得)
2年間の学び
自分でキャリアを考え、生活力・就業力を確実に身につけられるシステムです。
1年前期で
『短大生』としてのベースをつくる―
学科スタンダードの確立
社会で必要な基礎能力を学生全員に
大学での学びは高校までとは違うので、戸惑うこともたくさんあるでしょう。また、短期大学は2年間と短いため、その期間で必要な力を確実に身につけることは簡単ではありません。総合生活キャリア学科では、スムーズに高校から大学へ接続するため、また、短期間で効率よく学びを深めていけるように、必須となる基礎的な力を育てる科目を必修科目とし、ベースをつくります。これを学科スタンダードと呼んでいます。これは、短大での学びに役立つだけでなく、卒業後、社会で活躍するための基礎能力となります。
早期にベースを作る初年次教育の充実
学生ごとに将来の目標や学びたい科目は異なりますが、学科スタンダードはどの学生にも必要な基礎能力の学習機会を提供します。そのためには、できるだけ早期にスタンダードを確立することが重要。カリキュラムでは、入学直後の1年前期に学科スタンダード科目を配置、その後の教育・学習につなげます。また、入学前課題やオリエンテーション、履修指導などの初年次教育で、学習者の不安を解消し、自信を持って短大生活を送ることができるようサポートを行っています。

3つのコースユニット・
12の専門ユニット


短期間で効率よく学ぶ
ユニット制の導入
カリキュラムの重要なポイントは「体系化」。目標とする方向性や、科目のつながりを意識しながら学びを積み上げていくための仕組みづくりを考慮しました。その実現に向け、導入を決めたのがユニット制。ユニットとは、分野や内容の上でつながりを持つ3~5科目を一つにまとめた科目群のことです。主専攻として、3つの、異なる学びの方向に深化する科目をまとめた「コースユニット」、副専攻として目指す分野を意識し、求められる人材となるための知識やスキル、資格の取得を目指す科目をまとめた「専門ユニット」を準備します。


組み合わせで広がる
将来の可能性
興味や適性を考えたコースユニットの選択で、将来活躍したいフィールドを広く展望することができます。さらに、関連する科目を順序良く効果的に積み上げ、具体的な力をつけるのが専門ユニット。これらを複数組み合わせることにより、各自が希望する未来像を大きく描きながら、着実に望む力を手にできるよう工夫された教育システムです。
コースユニットの選択
- 自分に合った学び方
- 目指す未来を意識して自分ピッタリの学び方を。
総合生活コース

豊かな知識・確かな技術で
快適な生活を創造する。
より良い生活を創造するための知識と能力を身につけ、それらを関連分野の仕事に応用することを目指します。心身の健康を守るため、食品を中心に、住まい、衣服に関する総合的な基礎知識と応用力を身につけます。自身の暮らしの質を高めるだけでなく、消費者を理解し、様々な産業で働くことを通して、多様な世代が共同して生きるこれからの社会のために、活躍できる人材を目指すコースです。
- こんな力を
つけていきます -
- 健康でより良い生活を考える力
- 賢い消費者に必要な知識
- 生活関連産業への関心
- コースユニット
授業から -
- 現代生活論
- 生活文化
- 食生活論
- 住生活論
- 衣生活論
- 現代生活と福祉
-
- 現代生活論
- 生活文化
- 食生活論
- 住生活論
- 衣生活論
- 現代生活と福祉

住生活論
生活の原点である住まいを、家族、歴史、住環境、インテリアとの関わりから学習します。快適で豊かな住まいを創ってゆくため、賢い消費者としての基礎知識を学ぶ授業です。将来の自分の暮らし方を想像し、講義で得た知識を使って、先生とコミュニケーションをとりながら「私らしい住まい」を設計します。
オフィスキャリア
コース

ビジネスを学び、実践する力に。
職場で「即戦力」となるため、ビジネスマナーや対人関係など、ビジネスシーンで活用できる実践力を身につけます。特に、人と情報のコミュニケーターとしての実務能力、コミュニケーション能力を磨きます。また、企業や社会の実態を学び、実際のビジネス活動を模した演習を行うことで、社会人として必要な思考力を伸ばし、あらゆる現場で活躍できる人材を目指します。
- こんな力を
つけていきます -
- 職場でのコミュニケーション
- ビジネス感覚
- 職場理解と実務能力
- コースユニット
授業から -
- ビジネス実務総論
- オフィス総論
- オフィス実務Ⅰ
- オフィス実務Ⅱ
- ビジネス実務
- オフィス演習
-
- ビジネス実務総論
- オフィス総論
- オフィス実務Ⅰ
- オフィス実務Ⅱ
- ビジネス実務
- オフィス演習

オフィス実務Ⅰ・Ⅱ
学生から社会人へと成長していくプロセスにおいて、人間関係を良好にするためのコミュニケーション力を磨く必要性があります。このコミュニケーション力を構成する要素として、好感の持てる態度、敬語遣い、聴く・話す力が重要です。この授業では、まず敬語力を身につけて来客応対や電話応対などのビジネスマナーをロールプレイングで学びます。授業には事務職に必要な基本エッセンスがたくさん盛り込まれています。
英語キャリアコース

英語力を活かし、幅広い活躍の場へ。
ますます国際化する社会にあって、英語の実用的な能力を伸ばし、異文化への理解を深め、外国語でもコミュニケーションが取れる人材を目指します。「聞く・話す」英語力を養成するとともに、オフィス、販売接客などの現場で役立つ知識・スキルを学ぶことができます。学習成果の証明として検定取得も、積極的に応援しています。
- こんな力を
つけていきます -
- コミュニケーション力
- 異文化への関心
- 働く現場で使う英語
- コースユニット
授業から -
- Basic Conversation
- Conversation
- 異文化生活
- Customer Service English
- Office English
- English Presentation

English Presentation
3期にわたり学んできた「使える」英語力の集大成として、興味・関心のあるテーマを選び、英語でプレゼンテーションをする授業です。簡単な英語で自分の考えをわかりやすく、誰にでも聞き取りやすく伝えることを目標に、ネイティブスピーカーの教員の指導のもと繰り返し発音練習をします。説得力のある話し方を学び、英語でも、プレゼンテーション能力の補強をします。

Kさん
総合生活キャリア学科
総合生活コース1年(函館大学付属柏稜高校出身)
ブライダル関係の仕事がしたい。
接客マナーや言葉遣いなどを勉強中です。実習が多いので、実践力が身につきます。オープンキャンパスなどのボランティア活動で人脈も広がりました。

Nさん
総合生活キャリア学科
オフィスキャリアコース1年(市立札幌新川高校出身)
人の健康にかかわる医療や保険の仕事をしたい。
医療事務と簿記の資格取得を目指して勉強中です。チアリーディング部では、北海道日本ハムファイターズの応援にも出演し、いい社会経験を積んでいます。

Yさん
総合生活キャリア学科
英語キャリアコース1年(中標津高校出身)
ホテルや空港などで、おもてなしをする仕事がしたい。
英語や接客に関するホスピタリティ、簿記、マナーなどを学んでいます。JICAのボランティアでは、海外の方のガイドとして札幌を巡り歩きました。
カリキュラム2021年度生用(予定)
教養科目
社会常識
- 生活
-
- 現代生活論
- 生活文化
- 食生活論
- 衣生活論
- 住生活論
- 消費生活論
- PBL
-
- インターンシップⅠ
- インターンシップⅡ
- 国際フィールドワーク
- 国内フィールドワーク
- 課題解決演習Ⅰ
- 課題解決演習Ⅱ
- 現代社会
-
- 現代生活と経済
- オフィス総論
- ビジネス実務総論
- カレントトピックス
- 北海道論
- 世界の中の日本
- 異文化生活
- 女性と人生
- 哲学
- ボランティア
- 現代生活と福祉
- 社会保障
- キャリア
-
- キャリア形成
- キャリア基礎演習
- キャリア演習
- キャリア特別講義
スキルを身につける
- スタディスキル
-
- 学びの技法
- 基本演習
- 日本語基礎表現法
- 日本語応用表現法
- プレゼンテーション基礎
- プレゼンテーション応用
- コンピュータリテラシー
- Basic English
- ビジネス実務
-
- ベーシックスキルズ
- 職場のコミュニケーション
- コンピュータ統計
- オフィス実務Ⅰ
- オフィス実務Ⅱ
- オフィス演習
- ビジネス文書
- ビジネス実務
- コミュニケーション
-
- Basic Conversation
- Conversation
- Office English
- Customer Service English
- English Presentation
- Travel English
- Food & English
- 韓国語(初級)
- 韓国語(中級)
- 食と健康
-
- 調理実習(基本)
- 調理実習(応用)
- 健康とスポーツⅠ
- 健康とスポーツⅡ
専門科目
-
- 業界知識
- マーケティング
- サービスの心理学
- ビジネスマネジメント
- 秘書演習
- 簿記入門
- 簿記演習
- 生活と銀行
- 情報処理
- 情報処理演習
- 情報特別演習
- 食品と栄養
- 北海道のフードビジネス
- レシピ研究と実践
- 英語検定Ⅰ
- 英語検定Ⅱ
- TOEIC
- エアラインサービス演習
- ファッションビジネス
- カラーデザイン
- 色彩演習
- ブライダル実務
- ブライダル演習
- 医療事務
- 医療事務特別演習
- 健康・医学
- 医薬・販売
- メディカル秘書実務
- 調剤コンピュータ演習
- 登録販売者演習
取得目標資格
[単位を修得することによって取得できる資格]
- 実践キャリア実務士
- 図書館司書
- ビジネス実務士
- 上級秘書士
- 上級秘書士(メディカル秘書)
[授業内で取得を目指す資格]
- 日本漢字能力検定(漢検)
- 実用英語技能検定(英検)
- 秘書技能検定
- 医療事務
- 調剤薬局事務
- 登録販売者
- 簿記検定(日商・全経)
- 日本語検定(語検)
- 日商PC検定
- ビジネス文書検定
- 色彩検定
- TOEIC
- サービス接遇検定
- 日本漢字能力検定(漢検)
- 実用英語技能検定(英検)
- 秘書技能検定
- 医療事務
- 調剤薬局事務
- 登録販売者
- 簿記検定(日商・全経)
- 日本語検定(語検)
- 日商PC検定
- ビジネス文書検定
- 色彩検定
- TOEIC
- サービス接遇検定
[科目に関連する資格]
- ファッション販売能力検定
- 食生活アドバイザー
- ビジネス能力検定(ジョブパス)
- 日商リテールマーケティング(販売士)検定
注目の授業!
プレゼンテーション基礎・応用

人に何かを伝えるときに必要なプレゼンテーション能力を養います。プレゼンテーションは必ずしもコンピュータを用いなければならないわけではありません。人前で話す「スピーチ」のための話法、ポスターの作成による情報提供を学びます。また、複数人で内容・構成を検討して発表するチームプレゼンや、学外での取材成果を映像にまとめるなど、プレゼンのさまざまな手法を実際に経験しながら、考えていきます。
医療事務

医療事務資格の取得を目指し、実践的な学習を行います。医療機関における健康保険分に該当する費用の請求書である「診療報酬明細書(レセプト)」の作成に必要な専門的な知識と医療事務の実務を学び、資格取得に挑戦します。「医療事務」ユニット、「調剤薬局事務」ユニット、「登録販売者」ユニットでは、医療機関(病院、クリニック、薬局など)・薬店で働く知識と技術を広く身につけることができます。
北海道のフードビジネス

専門化、高度化するフードビジネスの現状を認識し、その背景にある歴史や環境変化などについても学び、北海道の豊かな大地や海が育む食材の優位性に関する理解を深めます。さらに、多様化する消費者の「食」に関するニーズやウォンツを学び、北海道の食材や加工品の付加価値を高めるための今後の課題と可能性を考察し、グループごとに食材や地域の特徴ある情報を中心にまとめて発表するワークを行っています。
エアラインサービス演習

英語力をもっとも活かせる職業の一つである、グランドスタッフなど、航空業界への就職を目指すベースになる授業です。質の高い「サービス」について学び、ホスピタリティマインドと、それを実現できる能力を身につけます。業界の現状・求められる人材像について深く学ぶため、航空業に関わる方からお話を聞いたり、現場である新千歳空港を見学、視察することもあります。