2025/09/26 大学より
本学卒業生でフリースタイルフットボール選手として活躍する 森脇昂平さん が、2025年8月25日にロンドンで開催された世界大会に出場し、見事な成績を収めました。
今回、森脇さんは ルーティン部門で3位、キルザビート部門では初出場ながら2位 という好成績を残しました。大会はオーディエンス投票ではなく、音楽性や表現力、芸術性といった観点から審査員が厳正に評価。森脇さんは「音楽に合わせた演出が重視される中で、あえて堅い音楽を選び、ボールさばきそのものを見てもらうことに力を注いだ」と語ります。
演技中は大きな音響で観客の反応がわかりにくかったものの、「緊張はなく、楽しんで集中できた」と振り返った。単なるボールを使った表現だけではなく、映像を使った演出や独自の表現をしている参加者もおり、勉強になったと話します。
現在、フリースタイルフットボールは大学生やキッズ世代を中心に競技人口が増えつつあり、特に東京では盛んな活動が展開されています。
そんな中で森脇さんは「自分は北海道を拠点に活動していきたい」と地域に根差した挑戦を続けています。
さらに、次なる目標として ダブルルーティン部門 への挑戦を掲げています。
この部門は2人で表現を行うもので、森脇さんは6〜7年指導を続けてきた教え子とともに出場を予定。「育成にも力を入れ、日本のトップで活躍できる選手を育てたい」と意欲を語っています。
今回の活躍は広く注目を集め、9月16日(火)には スポーツニッポン(スポニチ) にも掲載されました。
今後は道外の大会にも積極的に参加し、さらなる飛躍を目指す森脇さん。北海道から世界へ、挑戦は続きます。