ハンドベルは17世紀ごろにイギリスで生まれた楽器です。1つのベルから1つの音しか出ないため、一人が数本のベルを担当し、他の部員と音を繋いで曲として仕上げていきます。振るだけではなく、様々な奏法があるのも特徴。ミュージックベルを保育に取り入れている園も多く、ベル経験者が就職後、指導力を発揮する場ともなります。
札幌国際大学ハンドベルクワイアは、2019年で28周年を迎える歴史ある部です。毎年行う定期演奏会はもちろん、12月には子どもや高齢者の施設、自治体などから依頼を受けてクリスマス演奏会を行い、テレビやラジオから取材を受けることもあります。
天使の音色を通して心の交流を
人文学部 心理学科 3年
部長 高崎 真友さん(クラーク記念国際高等学校出身)
入学直後の新入生歓迎会でハンドベルの演奏を聴き、興味を持ったのが入部のきっかけでした。練習は、学年に関係なく和気あいあいとした雰囲気の中で仲良く活動しています。ハンドベルは、隣の奏者と音を受け渡し合いながらメロディーやハーモニーを作っていくため、おそらくどのような楽器よりもチームワークが求められる楽器です。そのため日々の活動を通して、協調性やコミュニケーション能力が身に付いたと考えています。クリスマス時期には、子どもや高齢者などの各種施設や障がい者支援団体、清田区役所などから頂く依頼を受けて演奏します。お客様との距離が近いため手拍子を頂いたり、温かく見守るように聴いて頂けたりした時が、難しかった練習を頑張って良かったと思える瞬間です。これからも多くの人々にハンドベルを聴いて頂き、少しでも心に残るような演奏をしていきたいと考えています。
2019年10月現在
部員数 | 8名 |
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目 標 | みんなで仲良く楽しく、演奏の質を高める |
練習日 ・ 時 間 | 前期週2日、後期週3日 |
練習場所 | 第1体育館 実習室 |
部 室 | クラブ棟3階 |
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部 費 | |
チーム スタッフ | 顧問:須藤 宏志 |
【2018年】
4月23日 新入生歓迎会(札幌国際大学シアター)
11月25日 「札幌地区重症心身障害児(者)を守る会」 第21回クリスマス交流会
12月 5日 NHK ホットニュース北海道に出演
12月11日 クリスマスコンサート(札幌国際大学創風前)
12月19日 学校法人札幌国際大学交誼会忘年会の余興演奏
12月22日 保育音楽療育ワークショップ クリスマスコンサート (札幌国際大学プラザ)
12月23日 清田区クリスマスコンサート
12月24日 三井アウトレットパークでのクリスマスコンサート
12月25日 AIR-G’「スパークルスパークラー」出演
【2019年】
2月10日 札幌国際大学ハンドベルクワイア第27回定期演奏会 (ザ・ルーテルホール)