2026/10/01 学部・学科
観光学部観光ビジネス学科では、専門科目「観光と歴史文化」の授業の一環として、9月29日(火)に北海道開拓の村でフィールドワークを実施しました。
本授業では、「歴史文化観光とは何か」をテーマに、歴史や文化と観光との関わりについて学んでいます。今回のフィールドワークでは、歴史的な建造物や資料などの観光資源が、どのように観光と結び付いているのかを考察しました。
今回のフィールドワークでは、翌30日に行われる最終発表に向けて、「もし現地に存在していたら、観光対象になり得た歴史遺産建造物」を探すことを課題としました。
学生たちは北海道開拓の村を歩きながら、建造物や展示資料を観察するとともに、プレゼンテーションに必要となる情報を収集。事前学習で学んだ北海道の歴史を生かしながら、それぞれの視点で観光資源としての価値を考えました。
北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて北海道各地に建築された建造物を移築・復元・再現した野外博物館で、開拓当時の生活や文化を体験的に理解できる施設です。
当日は小雨が降る中でのフィールドワークとなりましたが、学生たちは精力的に村内を巡り、資料を探しました。ボランティアスタッフから建造物などについて説明を受け、熱心にメモを取る学生の姿も見られました。また、馬車鉄道に乗車し、歴史的な景観や当時の交通を体験する学生もいました。
初めて北海道開拓の村を訪れた学生からは、楽しみながら施設を巡る様子も見られ、教室で学んだ北海道の歴史を実際の建造物や展示と結び付けながら学ぶ機会となりました。
9月30日(水)には、フィールドワークで集めた情報をもとに最終発表を行いました。
実際に歴史的建造物や資料に触れたことで、学生たちは歴史的遺産が観光資源として重要な役割を果たしていることを実感。また、北海道の歴史遺産には開拓の歴史と深く関わるものが多いことにも気付きました。
一方で、今回のフィールドワークを通して、北海道の歴史観光が開拓の歴史に大きく傾斜していることについても考えるきっかけとなりました。アイヌ文化を含め、北海道の歴史や文化を観光資源としてどのように捉え、伝えていくのか。現地での体験を通じて、歴史文化観光について考えを深める授業となりました。
今回のフィールドワークには、観光ビジネス学科を中心に、観光ビジネス学科11名、スポーツ人間学科2名、国際教養学科1名の計14名が参加しました。
観光ビジネス学科では、今後も地域や文化、歴史などの実際のフィールドに触れる学びを通して、観光資源を多角的に捉え、観光の新たな価値を考える力を養っていきます。