2026/07/13 学部・学科
札幌国際大学大学院観光学研究科では、7月4日(金)、大学院授業「観光振興研究演習」の一環として、当別町でフィールドワークを実施しました。
今回の演習では、「歴史・文化・食」をテーマに、札幌近郊に位置する当別町の多様な地域資源を実際に体感しながら、地域活性化や観光振興について学びました。また、当日は「亜麻まつり」の開催期間中であったことから、季節限定の観光資源やイベントを活用した地域づくりについても理解を深めました。
フィールドワーク前半では、当別駅を起点に、「当別伊達記念館」や「当別神社」を徒歩で巡り、当別町の開拓の歴史や地域固有の文化について学びました。
その後は、無料シャトルバスを利用して「亜麻まつり」会場へ移動し、農業資源を生かした地域イベントを見学・体験しました。地域ならではの魅力を観光資源として活用する取り組みに触れることで、イベントを通じた観光振興について理解を深める機会となりました。
さらに当別駅帰着後には、「とうべつミライフェス」代表の松岡氏から、当別町の観光入込客数の推移や観光資源の現状、地域が抱える課題などについて講話をいただきました。現場で活躍する地域関係者から直接話を伺うことで、観光まちづくりの実情を学ぶ貴重な時間となりました。
後半は、民間企業と連携した観光振興の事例を学ぶため、JRでロイズタウン駅へ移動し、「ロイズカカオ&チョコレートタウン」を視察しました。企業が主体となって地域の魅力を発信する取り組みを見学し、観光資源としての可能性について理解を深めました。
その後、「北欧の風 道の駅とうべつ」を訪問し、地元で生産された新鮮な野菜の直売所やフードコートを見学しました。また、スウェーデンや宮城県大崎市との姉妹都市交流に関する展示にも触れ、地域が国内外との交流を通じて魅力を高めていることを学びました。
今回のフィールドワークでは、地域資源を巡るだけでなく、徒歩やJR、シャトルバスなどの二次交通を活用しながら周遊することで、観光客の視点に立った地域の回遊性や利便性についても考察しました。
歴史・文化・食・企業・地域コミュニティなど、多様な主体が連携して地域の魅力を創出する姿に触れたことで、地方創生や観光振興の可能性について理解を深めるとともに、今後の大学院での学修につながる多くの学びを得ることができました。
ご協力いただきました当別町の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。