2026/02/04 大学より

QuizKnock運営・株式会社batonと包括連携協定を締結

デジタル体育・教育分野で共同研究を本格化

札幌国際大学は2026年1月26日(月)、QuizKnockを運営する株式会社baton(東京都品川区)と、教育・研究分野における包括連携協定を締結しました。本学キャンパスで行われた調印式を皮切りに、デジタル技術を活用した新たな教育の可能性を探る共同研究を本格的にスタートさせます。

本協定は、「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、エンターテインメントと教育を融合したコンテンツを発信してきた株式会社batonと、長年にわたり教育改革に取り組んできた本学が、互いの知見とフィールドを生かしながら、次世代の教育モデルを創出することを目的としています。

札幌国際大学 株式会社baton
(左から)本学地域・産学連携センター センター長 濱田剛一教授、株式会社baton 代表取締役 衣川洋佑様、 本学 大学長 蔵満保幸教授、本学 基盤教育部 安井政樹准教授

「楽しみながら学ぶ」価値観への共感から始まった連携

調印式では、協定締結に至った背景として、本学教職センター・基盤教育部の安井政樹准教授と、株式会社baton代表取締役の衣川洋佑様との出会いが紹介されました。

安井准教授は、北欧の教育現場を視察した経験を振り返りながら、「学びは“させられるもの”ではなく、“楽しむもの”。勉強が得意でなくても、好きなことを見つけた瞬間に大きく伸びる子どもたちの可能性を、どう引き出すかが大切」と語りました。こうした考え方に、㈱baton側も強く共感したことが、今回の包括連携へとつながっています。

衣川様も、「QuizKnockの強みは、知識そのものよりも、“知ることが楽しい”“誰かに伝えることが楽しい”という感覚を広げていく点にある。YouTubeに限らず、教育現場や地域へと広げていきたい」と述べ、本学との連携に大きな期待を寄せました。

主な連携内容

本協定に基づき、安井政樹准教授(基盤教育部・教職センター)の研究室を中心に、以下の取り組みを展開します。

  1. デジタル体育(DIDIM)を活用した教育研究
    運動が苦手な子どもでも体を動かす楽しさを感じられる体育を目指し、体力づくりや生涯スポーツの在り方などをスポーツ人間学部教職課程における授業の充実に資する研究を進めます。 現在、大阪で実証研究を行っており、来月以降、東京・札幌でも展開予定です。
  2. メディアリテラシー教育・探究学習に関する研究開発
    情報モラルやAI・メディアリテラシーなどをテーマとした授業・研究パッケージの開発を行い、教職課程や基盤教育(初年次教育)における授業改善につなげます。

北海道・札幌から広がる新しい学びのかたち

調印式では、蔵満保幸学長から「学ぶことは本来とても楽しいもの。知的好奇心が刺激される経験を、どう学生や子どもたちに届けるかが大学の役割」との言葉もありました。

北海道では、子どもたちの運動不足や体力低下が課題とされる中、デジタル技術を活用しながら“遊ぶように学ぶ”体験を提供することは、大きな意義を持ちます。本学が毎年開催している市民向け公開講座「教育フェスティバル」など、地域イベントでの展開も視野に入れ、大学の知と企業のノウハウを地域へ還元していきます。

札幌国際大学 株式会社baton

学生・地域・社会へとつながる包括連携へ

観光、国際教養、スポーツといった多様な学部を擁する本学にとって、本協定は特定分野にとどまらない広がりを持っています。学ぶ楽しさを起点に、学生一人ひとりの「伸びしろ」を引き出し、地域や社会とつながる教育の実現を目指します。

今後は、本学が毎年8月に開催している市民向け公開講座「教育フェスティバル」などのイベントでの展開も検討しており、デジタル体育の体験機会や多様な学びの場を提供することで、運動不足になりがちな北海道・札幌地域における新たな運動・学習の機会創出につなげていきます。

札幌国際大学は今後も、教育・研究・地域貢献の各分野において、社会の変化に応える新たな挑戦を続けていきます。

安井政樹准教授

札幌国際大学 安井政樹准教授 プロフィール

北海道・札幌市の小学校で20年間教諭を務め、2022年4月から現職。
主な研究テーマは、AI・ICTを活用した教育の充実(子ども支援・教員支援)とインクルーシブ教育による共生社会の実現。ICT教育、道徳教育、授業づくり等に関する著書・論文多数。また、文部科学省学校DX戦略アドバイザー、デジタル庁デジタル推進委員など公的機関の委員経験、資格豊富。
NHK for School 番組委員として、道徳番組「もやモ屋」「ココロ部」「SEED なやみのタネ」をはじめ、特別支援番組「u&i」など多くの番組制作に参画。AIやデジタル技術を活用して子どもの発達や成長、教育にいかに役立てていくことができるのかについて、教師支援も含めた講演内容が評判で、多くの教員研修会や研究会の講師、アドバイザーを引き受けている。

QuizKnock

QuizKnockとは

QuizKnock(クイズノック)は、クイズ王・伊沢拓司が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディア。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日発信中。
YouTube( https://www.youtube.com/c/QuizKnock )チャンネル登録者は260万人を突破。2026年10月2日に迎える10周年に向け、「QuizKnock10周年プロジェクト」を展開中。

株式会社baton

株式会社batonとは

 株式会社batonは、ビジョンである「遊ぶように学ぶ世界」を実現するために、遊びと学びをつなげる各種サービスの運営やコンテンツの制作を行っています。 エンターテインメントと教育をかけあわせたサービスを通して、自分の可能性をひらくきっかけを提供します。
■会社概要
設立:2013年10月 代表取締役:衣川洋佑
コーポレートサイト:https://baton8.com/

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