2025/12/10 学部・学科
【観光】FMノースウェーブ「Move on Up」に観光学部・山田ゼミ生が生出演
学生発案の“客室で楽しむ朝食BOXプラン”を紹介—ANAクラウンプラザホテル札幌との連携で生まれた実践型学習の成果
2024年12月5日（金）、FMノースウェーブ「Move on Up」（9:00〜13:00）に、札幌国際大学観光学部・山田ゼミの学生3名が生出演しました。
番組DJ・増田佳織さんとのトークでは、観光学部での学び、ゼミ活動の魅力、そしてANAクラウンプラザホテル札幌と連携して企画した“朝食BOX宿泊プラン”について語り、学生の実践的な取り組みを広く発信する貴重な機会となりました。
観光学部での4年間の学び
札幌国際大学観光学部では、ホテル・航空・旅行などの専門科目に加え、英語や韓国語などの語学教育にも力を入れ、道内唯一の観光学部として幅広い視野と実践力を養ってきました。
出演した3名の学生も、「語学・観光の基礎から実務を学び、現場で役立つ力が身についた」と4年間を振り返りました。
山田ゼミの特徴—“現場で学ぶ”実践型教育
山田ゼミは、教室での学びだけでなく、試泊・施設見学・旅館の舞台裏見学などを通してホテルの現場で学ぶことを重視したゼミです。
西村さん（ゼミ長）
就職の業界選びに迷っていたそうですが、山田教授の手厚いサポートを知り、入ゼミを決意。
ホテル業界への理解がぐっと深まったと話しました。
寺澤さん（ゼミ長）
中学生の頃からホテリエに憧れ、ホテルに特化した学びができる山田ゼミを志望。
「現場に足を運ぶことで見え方が変わり、学びが深まった」と語りました。
後藤さん（副ゼミ長）
ホテル業界を志す中で、試泊や現場体験を重ねることができる点に魅力を感じ、山田ゼミを選択。
「体験が進路への確信につながった」と語りました。
学生のリアルな学び—ホテル経営を多角的に理解
山田ゼミでは、以下のような実践的な学びに取り組んでいます。
・同ブランドホテルでも立地で客層が変化することを分析
・倒産したホテルをどのように再生させるかを研究
・北海道トップクラスの温泉旅館の裏側を見学
・現場の声を直接聞きながらホテル運営の本質を学ぶ
実務経験豊富な 山田芳之教授（元総支配人・ホテル経営者） の指導のもと、実社会で求められる視点を体得できる点がゼミの大きな特徴です。
ANAクラウンプラザホテル札幌 × 山田ゼミ
学生発案「客室で楽しむ朝食BOXプラン」提供開始
今回ラジオでも紹介されたのが、ANAクラウンプラザホテル札幌と共同で学生たちが企画した宿泊プランです。
▼ プラン名
札幌国際大学発案 × 朝活！ お部屋に届くフリー朝食プラン
▼ プラン内容
ホテルスタッフが客室に朝食BOXをお届けし、宿泊者が「客室でゆっくり朝を迎える」ことができる新しいスタイル。
選べる朝食BOXは次の3種類。
和食BOX：おにぎり2種を中心とした定番スタイル
洋食BOX：ホテルメイドのパンを楽しむ軽やかなメニュー
ヘルシーBOX：サラダを中心とした健康志向タイプ
※学生がターゲットごとの朝の過ごし方を分析し、ホテルスタッフとともに内容を設計。
▼ 提供期間
2025年10月3日（金）〜12月31日（水）
▼ サービスの特徴
・客室で完結する“ゆったり朝食スタイル”
・3種類から選択が可能
・7:00〜9:45の間で15分単位の配達時刻を選択可能
・学生メッセージカード付き
ラジオで紹介された学生の気づきとお客様の声
番組では学生たちが、プラン提供中に寄せられた感想も紹介しました。
・ 本学卒業生や元観光学部生が宿泊し、応援メッセージを寄せてくれた
・ 連泊のお客様は「毎日違う朝食が選べて嬉しい」と好評
・ 朝食を部屋まで届けた際、「若者らしい視点の企画が面白い」との声も
・ 冬の寒い時期に“外へ出ずに食べられる”利便性が好評
学生自らが現場に立ち、宿泊者の声を受け取る経験は、ホテリエを目指す彼らの大きな糧となっています。
最後に
ラジオ出演を通して学生たちは、これまでの学び・連携プロジェクト・ホテル業界への想いを多くの方に届けることができました。
出演した学生は、「来年から始まるホテリエとしての人生を楽しみたい」と決意を語り、放送を締めくくりました。
札幌国際大学観光学部は、これからも実践教育を通じて“地域に貢献できる観光人材”の育成に取り組んでいきます。
