2025/09/16 大学より
札幌国際大学の卒業生で、現在カーリングチーム「フォルティウス」に所属する吉村紗也香さんが、日刊スポーツ(9月15日付)にて大きく取り上げられました。
吉村さん率いるフォルティウスは、9月14日に稚内市みどりスポーツパークで行われた「カーリング五輪最終予選代表決定戦」の女子決勝でSC軽井沢クラブを6-5で破り、日本代表の座を獲得しました。これにより、12月にカナダで行われる最終予選に挑み、2026年イタリア・ミラノ五輪出場を目指します。
試合は最終第10エンドまでもつれる大接戦。吉村さんが放った渾身のラストショットが勝敗を分け、チームは歓喜の瞬間を迎えました。かつてスポンサー契約の打ち切りや、五輪出場の夢を絶たれる挫折を経験しながらも、「金メダルを目指す」という強い思いで仲間とともに再起。世界トップクラスのコーチを迎えて挑戦を続ける姿は、多くの人々に勇気を与えています。
さらに今回の決勝戦では、対戦相手のSC軽井沢クラブに本学在学生・三浦由唯菜さん(スポーツ指導学科3年)が助っ人として参戦しており、卒業生と在学生が日本代表の座をかけて戦う、まさに「札幌国際大学対決」とも言える一戦となりました。大学としても大変誇らしい舞台となりました。
吉村さんは試合後、「みんなで五輪に行くんだという強い気持ちを持って、また戦っていきます」と力強くコメント。12月の最終予選でぜひ勝ち抜き、五輪出場をつかんでほしいと思います。その挑戦は、同じ夢を追う在学生にとっても大きな励みとなることでしょう。
札幌国際大学は、卒業生と在学生それぞれの挑戦を心から応援しています。2026年の舞台で輝く姿に、ぜひご期待ください。