2023/12/20 国際交流

異文化交流:本学留学生が小中学生に国際体験を提供

2022年3月、札幌国際大学・札幌国際大学短期大学部・札幌市・(公財)札幌国際プラザの4者は、日本人も外国人も誰もが住みやすいまちの実現を目的に『札幌市の国際化推進等に関する連携協定』を結びました。

その取り組みの一つとして、本学外国人留学生が札幌市内小中学校を訪問し、児童生徒に海外について知る機会を提供し、国際感覚を備えた未来を担う人材育成に寄与する活動が始まりました。

今年度は昨年度よりも交流校を拡充し実施しており、7月、9月にはそれぞれ小学校1校、中学校1校を訪問しました。第3弾となる今回は、12月7日(木)にベトナム・マレーシア・ミャンマー・香港・台湾の留学生有志8名が札幌市立石山緑小学校(6年)を訪問しました。

観光学部国際観光学科の陳講師によるサンタクロースにまつわるクイズで緊張をほぐしたあと、留学生が母国の地理や食べ物、大切にされている行事等について発表しました。
その後は、「伝わる工夫を生かして日本文化の魅力を外国のひとに伝えよう!」というテーマのもと、児童たちはグループごとに和菓子や味噌、節分や生け花などのトピックを選び、ポスターという形にして発表してくれました。
留学生は新たな日本文化の魅力を発見し、また手作りの小道具や身ぶり手ぶりをつけて一生懸命発表する児童の姿を笑顔で見守っていました。
最後には自然にアーチができ、留学生がその中を通り抜けお別れとなりました。

交流会後には児童のみなさんから素敵なメッセージカードが届き、本事業の意義とやりがいを再確認しました。

12月13日(水)に交流を予定した小学校では、交流対象の学年で学級閉鎖があり、残念ながら今回は中止となりました。

そして、12月15日(金)には札幌市立西岡北中学校の英語部のみなさんとベトナム・マレーシア・ミャンマー・中国・台湾の留学生有志6名と教職員が英語を用いてオンラインで交流しました。
オンライン交流は今回が初めてでしたが、英語部のみなさんが色々な質問を用意してくれたおかげで、大いに盛り上がりました。
どの学校も、留学生がどんな日本のマンガやアニメが好きなのかが気になるようです!質問コーナーのあとは、羊ヶ丘展望台や大通駅、小樽など北海道のおすすめスポットについても紹介してくれました。限られた時間ではありましたが、有意義な交流となりました。

今年度の交流は残り2校です。今からどのような交流になるか楽しみです!

一覧へ戻る