2025/10/12 学部・学科
臨床心理2年生の基礎演習では、「協働体験と地域支援」をテーマに勉強します。具体的には、災害に備えた「災害時の心理」に関する演習です。
3回の座学授業で被災者や支援者の心理を学んだあと、被災地の支援を体験すべく、調理実習室で「非常食の体験」授業が行われました。
総合生活キャリア学科の和久田先生が考案してくだった「水の使用を最小限に、そして身近にある食材を使って温かいものを作れるレシピ」をもとに白米、パスタ、オムライスを作りました。
オムライスは写真の通り大成功!味も見た目も、これなら被災時にもほんの少しだけホッとしてもらえそうでした。
パスタと白米は…。少ない水での調理のため、グループによってはお米の芯が残ったり、パスタが固まってしまったり…。でも被災時はそういうことだって当然起こりうることなので、失敗体験も学びです。
上手に料理ができたかということ以上に「協働」が基礎演習の大切な目的です。みんなで役割を分担して、後片付けまでしっかり取り組んでいました。頼もしい!
(文責:高野)