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本学留学生による国際交流事業について

2022年3月、札幌国際大学・札幌国際大学短期大学部・札幌市・(公財)札幌国際プラザの4者は、日本人も外国人も誰もが住みやすいまちの実現を目的に『札幌市の国際化推進等に関する連携協定』を結びました。

その取り組みの一つとして、本学外国人留学生が札幌市内小中学校を訪問し、児童生徒に海外について知る機会を提供し、国際感覚を備えた未来を担う人材育成に寄与する活動が始まりました。

第1弾

第1弾として、2月8日(水)にマレーシア・ネパール・ミャンマー・中国・香港・韓国の留学生有志11名が札幌市立福移中学校(2年)を訪問しました。
中学生は、Must visit places in Sapporo and/or Hokkaidoというテーマで留学生にプレゼンし、留学生は出身地の紹介と母国語レッスンを行いました。
交流を終えた中学生からは、『外国の人と話すのがあんなに楽しいとは思わなかった!』『またやりたい!』という感想があがり、留学生からも『日本の教育を学べる良い機会になった、次回はもっと長い時間交流したい』、『フリートークが楽しかった!これからも頻繁に開催したい』という声が聞かれました。

第2弾

第2弾として、2月13日(月)にマレーシア・ネパール・中国・香港・台湾の留学生有志9名が札幌市立前田小学校(6年)を訪問しました。
給食を見てみたいという留学生の要望に沿って、配膳の様子等を見学しました。
校内見学をしていると、次から次に子供たちが出てきてあっという間に囲まれ、大人気の留学生でした。
交流の時間では、本学講師の陳先生がTPR(全身反応教授法)を使ったアイスブレイクを行ったのち、留学生から母国の学校生活と子供の頃よく遊んだあそびの紹介を行いました。
その後グループに分かれて小学生から留学生に『小学校での思い出の紹介』と日本に関するクイズが出され、どのグループからも笑いや驚きの声が聞かれました。

訪問を通して日本の児童生徒は自分事として異文化に接することができ、また留学生も普段接することのない子供たちとの交流を楽しみ、双方にとって良い機会と思い出になりました。
次年度は交流機会を増やし、札幌の国際交流と言えば、『札幌国際大学』と浸透していくよう取り組んでいきたいと考えています。

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